2025年 歳末販売スタート‼

本年も大変お世話になりました。
新年の祝いの食卓は、われわれ魚草におまかせください。

ここは上野、終着駅。

われわれもこの1年の終着、大晦日に向かって走り出します。
 

2025年を海の様子から振り返ると、

イワシが豊漁、

大型のサンマが久々に市場を賑わしたかと思えば、

黒潮大蛇行終息の影響か、

今度は秋深くなっても、鰹が全然戻らない。

ほたて、牡蠣は全国で斃死が続き壊滅的。

11月に入って鰤もいまいち。大型が全然獲れていない。
そして鮭鱒の歴史的不漁によるイクラの「史上最高値」は、

歳末商戦を控えた水産業界にとっては、

今冬一番の「事件」でもありました。

 
世界を見れば増え続ける需要に対して、

天然資源は脆弱で、

円安は進み、魚価は高騰。

「魚は食べるがお金は出さない」魚食大国ニッポンの

「買い負け」は続いています。

 
 
「魚を食べる人」

「これからも食べ続けたい人」

としてのわたしたちに出来ることは?

資源管理がしっかりされた魚を買うとか、

マイナー魚に挑戦してみるのもいい。

町の小さな魚屋を応援したり、

家で丸魚をさばいてみるのもいい。

魚草/魚塚から伝えたいのは、

もう一度、
 

「魚はごちそう」
 

であると、思い出すこと。

私たちの食環境の中に、
魚という

自然が、

野生が、

これだけの「質」と「量」をもって今も残されている奇跡に、気づくこと。

 
ハレの日の食卓で、

その奇跡に感謝の気持ちをもって、

海の幸を頂きましょう。

本年も、数多のオンラインショップをぶち抜く「アメ横価格」にてご案内。

魚は、ごちそうです。